「ベルガモットにはどんな効果があるんだろう…」このようにお悩みではないでしょうか?
たしかに、ベルガモットという言葉は聞いたことあっても効果までは分かりませんよね。
そこでこの記事では、ベルガモットの香りや効果、ベルガモット精油の使い方や注意点について紹介します。
ベルガモットに興味がある方はぜひ参考にしてみてください!
ベルガモットとは
ベルガモットとは、イタリアのカラブリア地方を原産地とするミカン科の柑橘類です。
樹高3~4mの常緑低木樹であり、夏になると白い花を咲かせ、ライムのような形をした丸い実を付けます。
また、ベルガモットという名はイタリア北部のベルガモという小さな都市で最初に栽培されたことが由来と言われています。
ベルガモットは苦みや酸味が強いため食用には向かず、紅茶のアールグレイの香り付けやアロマ、化粧品などの香料として使用されています。
ベルガモットはどんな香りがする?
ベルガモットは、柑橘系のフレッシュさにフローラル系の甘い香りが合わさった上品でエレガントな香りが特徴です。
気分が落ち込んでいる時にこの香りを嗅ぐことで、気持ちを明るくすることができるはずです。
また、軽すぎない香りであるため出かける前の朝や疲れて帰宅した夜に嗅ぐのがおすすめです。
柑橘系ベースのすっきりしたこの香りは男女問わず好まれる香りでしょう。
ベルガモットの効果効能・心理効果
ベルガモットには期待できる効果がたくさんあります。
ここではベルガモットの効果効能や心理効果を紹介します。
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
日々の健康を支える
ベルガモットには日々の健康を支える効果があります。
例えば、ベルガモットには抗菌・抗ウイルス作用があると言われています。
これは、ベルガモットの香りを鼻から吸い込むことにより風邪や感染症など特に呼吸器系に関する病気の抑制や予防に役立っています。
また、抗うつ作用もあると言われており、実際にうつ病患者へ処方された後、症状緩和に繋がったという報告もされています。
これらのようなベルガモットに含まれる成分の働きにより、健康な生活を送ることができるでしょう。
リフレッシュして生き生き過ごせる
さらに、リフレッシュして生き生き過ごせるという効果もあります。
ベルガモットには心を爽やかにして明るい気持ちにさせてくれる高揚作用があります。
そのため、気分が落ち込んでいる時にベルガモットの香りを嗅ぐことは効果的です。
リビングや寝室などにルームフレグランスとしてベルガモットの香りを芳香することで、リフレッシュすることができるでしょう。
手足が冷える方をサポートする
そして、ベルガモットには冷え性の方の手足の冷えを改善する効果もあります。
そもそも冷え性には、ストレスや筋力の低下、食生活や自律神経の乱れなどさまざまな原因があり、それらが合わさって冷え性を引き起こしています。
そこでベルガモット精油を数滴垂らしたお湯で足湯をしてみてください。
ベルガモットの血液循環を良くしたり、自律神経のバランスを整える効果が冷え性改善に役立つことでしょう。
体中をすっきりさせる
また、ベルガモットには体中をすっきりさせる効果があります。
例えば、ベルガモットには抗菌作用があり、この働きによってニキビや肌荒れの改善・予防ができます。
また、食欲不振や吐き気、便秘の改善など消化器系の不調改善も期待できます。
ベルガモットは体外だけでなく体内にも良い効果を与えてくれるのです。
ベルガモット精油の使い方
ベルガモットには様々な効果効能がありますが、それらを活かすための使い方も様々あります。
そこでここではベルガモット精油の使い方を紹介します。
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
アロマバス
まずアロマバスとして使用する方法です。
ベルガモットの精油数滴とキャリアオイルを湯船に混ぜることで簡単にアロマバスができます。
ベルガモットには不安や緊張の緩和、交感神経の活動を鎮静させる効果があるため体や心がほぐれリラックスできるはずです。
また、安眠効果もありますので風呂上りはぐっすり眠ることができるでしょう。
スキンケアオイル
次にスキンケアオイルとして使用する方法です。
肌の気になるところに塗布することでシミやシワ、たるみの改善や予防につながります。
また、ベルガモットには皮脂抑制効果や雑菌効果があるためオイリー肌やニキビ肌の方におすすめです。
使用する際はベルガモットの精油をクリームや乳液などに混ぜて使うと良いでしょう。
しかしベルガモットには光毒性があるため、肌に塗布して2時間程は直射日光や紫外線を浴びないように注意してください。
足湯
そして足湯として使用する方法です。
お湯を入れた大きめの洗面器やバケツを用意しその中にベルガモットの精油を入れます。
精油はお湯に溶けにくいので一緒にバスソルトや植物性オイルを入れるようにしましょう。
このお湯に浸かることでむくみの解消や筋肉痛の緩和などが期待できます。
また、冬場だと手足が冷えてなかなか寝付けないという時に良いでしょう。
芳香浴
さらに芳香浴として使用する方法です。
1番簡単なのはハンカチやティッシュを使う方法で、それらにベルガモット精油を1、2滴垂らしそばに置いておくだけで香りを楽しむことができます。
また他にも、洗面器やバケツ、マグカップなどにお湯を入れそこに精油を数滴垂らし入れる物でも可能です。
睡眠前や寝室で芳香することによりより深い眠りにつくことができるでしょう。
アロマディフューザー
最後にアロマディフューザーとして使用する方法です。
アロマディフューザーにベルガモット精油を数滴垂らして芳香します。
ベルガモットのフレッシュで上品な香りが心を癒してくれること間違いなしです。
このアロマディフューザーは寝室や玄関、リビングなどお好きなところに置くと良いでしょう。
ベルガモットと相性の良い精油
ベルガモットンなどの柑橘系やフローラル系は、同じ柑橘系やフローラル系、ハーブ系との相性が良いです。
例えば、柑橘系はレモン、フローラル系はラベンダー、ハーブ系はクラリセージがおすすめです。
もちろんベルガモット単体での香りを楽しむのでも十分ですが、好みの組み合わせを見つけるのも楽しいでしょう。
様々な組み合わせを試してみてください。
ベルガモット精油の注意点
ベルガモットなどの主成分がテルペン類のオイルは、希釈濃度や使用量によっては皮膚に刺激を与えてしまうため注意が必要です。
特に敏感肌の方は事前にパッチテストをすると安心です。
濃度や量に気を付けて少量から使用するのが良いでしょう。
また、ベルガモットの精油には光毒性の強い成分が含まれているので注意が必要です。
ベルガモットの精油を肌に塗布しすぐに直射日光や紫外線を浴びると強い日焼けやシミ、かぶれを引き起こす可能性があります。
そのため、ベルガモットを塗布した直後は直射日光や紫外線を避けるようにしましょう。
ベルガモットの香りと効果効能|に関するよくある質問
ベルガモットの禁忌は?
ベルガモットの精油の禁忌には、塗布後に紫外線に当たることを避けることや高濃度で使用しないことが挙げられます。
ベルガモットには、紫外線に反応することで皮膚の異常を引きおこす光毒性があるため塗布後に日光や紫外線を浴びることは避けてください。
最低でも5時間程度はあけるようにしましょう。
また、刺激作用もあり高濃度での使用は危険であるため、必ず低濃度にして使用するようにしてください。
ベルガモット香料の効能は?
ベルガモット香料には様々な効能があります。
以下に具体的な効能についてまとめました。
- リラックス効果
- 抗うつ作用
- 消化器系の不調改善
- 食欲増進作用
- 抗菌・抗ウイルス作用
上記のようにベルガモット香料は心だけでなく体にも効能があります。
特に感染症などウイルス性の病気に関しては改善だけでなく予防までできるため、日頃からベルガモットの香りを嗅ぐことで自然と予防に繋がるでしょう。
ベルガモットの香りに副作用はありますか?
これと言ってベルガモットの香りに副作用はありません。
しかしベルガモットの香りが苦手なのにも関わらず、効能を得ようとして無理に香りを嗅いだり、オイルとして使用することはやめましょう。
これらの行為はかえってストレスになりかねません。
もしベルガモットの香りが苦手だと感じるようでしたら相性の良い他のアロマを組み合わせるか、他のアロマを使うようにした方が良いでしょう。
ベルガモットの香りと効果効能|まとめ
この記事では、ベルガモットの香りや効果、ベルガモット精油の使い方や注意点について紹介しました。
すっきりとした柑橘系に甘いフローラル系が合わさったベルガモットの香りは、心をリフレッシュさせてくれる効果があります。
また、ベルガモット精油を様々な方法で使うことで、心だけではなく体にも嬉しい効果が期待できるでしょう。
使い方によって効果効能も変わってくるので、様々な使用方法を試してみるのも良いかもしれません。
日々の疲れを癒すためにベルガモットをぜひ取り入れてみてください。