「ペパーミント精油にはどんな効能・効果がある?」このように疑問を持つ人もいるのではないでしょうか?
たしかに、実際にはどんな効能・効果があるか分かりませんよね。
そこでこの記事では上記の悩みを抱えている方に向けて、ペパーミント精油の効能・効果や注意点・おすすめの使い方を解説していきます。
当記事を読んでペパーミント精油の効果を理解し、自分にあった製品を見つけましょう!
ペパーミント精油とは?特徴を解説
ペパーミント精油は、水蒸気で蒸留したペパーミントの葉から抽出された精油です。
ハーバルノートというハーブ系の香りがして、スパイシーかつ清涼感があるのがポイント。
原料となるペパーミントは代表的なミントの品種です。
シソ科ハッカ属で、葉の先が尖り、細長いものと卵形のものがあるのが特徴。
ミントの香りに加えてコショウのような清涼感も感じられて、ハーブティや料理、歯磨き粉などにも使われています。
ペパーミント精油の4つの効能・効果
ペパーミント精油の効能・効果は、以下の4つです。
上記を理解することで、自分に合った具体的な使い方がイメージしやすくなるでしょう。
それぞれの効能・効果を順番にご説明します。
効能・効果①|リフレッシュ
まず、ペパーミント精油にはリフレッシュ効果があります。
ペパーミント精油のすっきりした香りにはリフレッシュ効果があり、気分を切り替えたいときにぴったりです。
さらに、イライラや緊張感を和らげる効果や、精神的に疲れを感じたときに気持ちを落ち着かせる効果も期待できます。
また、勉強や仕事をするときなど、作業に集中したいときにもおすすめです。
効能・効果②|眠気覚まし
ペパーミント精油には、眠気覚まし効果があります。
ペパーミントには、清涼感を出すメントールが50%程度含まれていて、このメントールの香りを嗅ぐと中枢神経が刺激されて、眠気に作用します。
つまり、一気に呼吸が深くなり、脳への血流・酸素循環により脳が活性化されるということです。
そのため、仕事や勉強で疲れたときや、作業中に急な眠気を感じたときに効果的です。
効能・効果③|防虫
ペパーミント精油には、防虫の効果があります。
ペパーミントを含むハーブは、虫や害虫が嫌う臭いを作り出すことで自分の身を守る「忌避効果」があります。
つまり、ペパーミントに含まれるメントールの香りは、人間に清涼感を与えますが、害虫にとっては苦手な臭いです。
特に、ペパーミントは数あるミントのなかでも、メントール含有量が多いため、高い防虫効果があります。
したがって、ペパーミント精油を防虫目的で使うのもおすすめです。
効能・効果④|抗菌、抗ウイルス作用
ペパーミント精油には、抗菌、抗ウイルス作用の効果があります。
ペパーミントに含まれるメントールは揮発性の精油成分で強い殺菌効果、抗菌、抗ウイルス作用に優れています。
また、病原性大腸菌である0-157を、少量で完全に殺菌できるほどの殺菌力を有します。
そのため、嘔吐物の洗濯や空気の清浄・ニオイ対策・掃除などに活用することで、抗菌・抗ウイルス作用が期待できます。
ペパーミント精油のおすすめの使い方5つ
ペパーミント精油の使い方は、以下の5つがおすすめです。
上記のように、ペパーミント精油はさまざまな使い方があります。
それぞれの使い方を理解して、自分に合った使い方を生活の中に取り入れてみましょう。
おすすめの使い方①|集中力アップ
ペパーミント精油に含まれるメントールの香りは、集中力アップや頭をスッキリさせるのに効果的です。
勉強や仕事などをする際、空間にメントールの香りを漂わせることで、作業中の集中力をアップさせることが期待できます。
例えば、カーテンやタオルにペパーミント精油を数滴垂らすことで、空間に香りを広げることが可能。
他にも、ティッシュペーパーに精油を数滴垂らし、ペンケースに入れたり、手元に置いたりするのもおすすめです。
また、外出先で使用した場合は、精油をアルコールで薄めて、アトマイザーに入れて作る香水が便利です。
おすすめの使い方②|鼻や喉の体調を改善
鼻詰まりや喉の不快感を改善させたい人には、メントールの香りを鼻や口から吸い込む、吸入法がおすすめです。
簡単な吸入法として、ハンカチやティッシュペーパーにペパーミント精油を1滴たらし、鼻に近づけて香りを嗅ぐ方法があります。
その他にも、立ち上がる蒸気と一緒にメントールの香りを吸い込む、蒸気吸入も効果的。
蒸気吸入は、マグカップなどにお湯を入れ、ペパーミント精油を1滴垂らし、蒸気に顔を近づけてゆっくり蒸気を吸い込む方法です。
このような吸入法により、鼻粘膜や喉にペパーミント精油に含まれるメントールの香りが直接作用することで、鼻や喉の不調を改善する効果が期待できます。
また、ペパーミント精油をマスクの肌に触れない部分に1滴垂らして装着することも、簡単で効果的な方法です。
おすすめの使い方③|眠気覚まし
ペパーミント精油に含まれるメントールの香りには、眠気覚ましの効果があります。
今すぐ眠気を解消したいときは、簡単で即効性がある吸入法がおすすめ。
ハンカチなどにペパーミント精油を1滴垂らし香りを吸入することで、脳へ直接作用し、眠気を解消します。
また、服に垂らして使ったり、ハンドクリームに混ぜて使ったりするのも最適です。
下着や服にペパーミント精油を垂らしておけば、メントールの香りがほんのり作用します。
おすすめの使い方④|虫除け対策
虫除け対策には、ペパーミント精油を使ったアロマスプレーがおすすめ。
アロマスプレーは、虫よけスプレーとして使えるので便利です。
アロマスプレーは、無水エタノール5mlとペパーミント精油10滴を混ぜ合わせて、精製水45mlを加えて混ぜることで簡単に作れます。
その他にも、家の中や狭い空間で使用するときには、ペパーミント精油を布に染み込ませ、置いておくだけで虫よけ対策になります。
ただし、狭い場所や空気の循環が悪い場所に置くときは、香りが充満しすぎないように注意してください。
おすすめの使い方⑤|気になる臭いの消臭
ペパーミント精油は数滴垂らすだけで、嫌なニオイを抑えられます。
例えば、ゴミ箱に垂らしたり、アロマ重曹を作って玄関や水回りの気になる臭いに使ったりするのがおすすめです。
アロマ重曹は、清潔なガラス容器に重曹100g、ペパーミント精油10〜20滴を加えてよく混ぜるだけで、簡単に作れます。
なお、薄い布などでガラス容器の口を覆っておくと、容器がひっくり返ったときに中身がこぼれないので安心です。
加えて、人が臭いと感じる悪臭は、空気よりも重いため足元辺りに溜まる性質があります。
そのため、消臭効果を高めたいなら、アロマ重曹の容器を低い場所におくとより効果的です。
また、芳香剤として楽しむ場合は、他のアロマオイルとブレンドし、鼻の高さに合わせて置くことで香りを感じやすくなります。
ペパーミント精油を使用する際の注意点3つ
ペパーミント精油を使用する際は、以下の3つに注意する必要があります。
それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。
注意点①|直接肌に原液を塗らない
ペパーミント精油の原液は、直接肌に塗らないようにしましょう。
数ある精油の中でもペパーミント精油は、冷感作用などによる皮膚刺激が強めです。
よって、精油の原液が皮膚に直接ついてしまった場合は、大量の水ですぐに洗い流す必要があります。
また、肌が弱い人は使用を避けて、皮膚に赤みや炎症などが出たら、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。
注意点②|経口摂取による副作用
ペパーミント精油は、経口摂取してはいけません。
ペパーミント精油には、経毒性のあるケトン成分が含まれています。
そのため、経口摂取すると、副作用として胸焼けや悪心・腹痛・アレルギー反応などが起こる可能性があります。
精油を使用した歯磨き粉や清涼飲料水なども販売されていますが、それらは安全性を十分にチェックし、濃度等も調整されたものです。
もしペパーミント精油を口から摂取してしまった場合は、口の中に精油が残らないほどの大量の水ですすぐようにしましょう。
注意点③|妊婦や幼児、高血圧の人には使わない
ペパーミント精油は、妊婦や幼児、高血圧の人は使ってはいけません。
まずペパーミント精油には、子宮筋を収縮させる作用や堕胎作用(流産惹起作用)があります。
したがって、妊婦・授乳中の産婦の人は使用を避けましょう。
加えて、ペパーミントには血圧上昇作用があるので、高血圧の人も使用を控える必要があります。
また、3歳未満の乳幼児は、咽頭の痙攣を引き起こす可能性があるので、使用してはいけません。
3歳以上の子どもが使用する場合、10分の1の濃度に薄めて使用するなど、工夫しましょう。
なお、子どもの誤飲を防ぐためにも、子どもが直接手を触れられない場所に保管しておくのがおすすめです。
ペパーミントが楽しめるおすすめアイテム3選!
ペパーミントにはさまざまな製品がありますが、CBD含有のアイテムがおすすめ。
CBDとは大麻草から抽出されるカンナビノイド成分。
精神作用のある有害物質は取り除いていて、日本では合法で楽しめます。
CBDにはリラックス効果があるため、リフレッシュ効果のあるペパーミント成分と相性が良いです。
ここではペパーミントが楽しめるおすすめアイテムを3つ紹介します。
おすすめアイテムその1:【飲む】CBDマウススプレー1% / ペパーミント / CBD100mg
この商品は、口に直接スプレーして楽しむペパーミント風味のマウススプレーです。
CBD100mgが含まれているため、集中したいときや気分をリフレッシュさせたいときにぴったりです。
水溶性CBDなので吸収率が高く、効果が感じられやすいのも特徴といえます。
さらに、マスクにプッシュしたり、飲み物に直接プッシュすることも可能。
ペパーミント風味なので、スポーツの後やタバコを吸ったあとなど、口の中からリフレッシュしたいときにおすすめです。
おすすめアイテムその2:【吸引】CBGカートリッジ83% / SUPER OVERDRIVE / シークアーサー / ペパーミント[サティバ種]
この商品は、電子タバコ(VAPE)用のカートリッジです。
シークアーサーの酸味ある爽やかな香りと、ペパーミントのリフレッシュする香りを楽しめます。
カンナビノイド成分が400mgと高濃度かつ、水蒸気が肺から直接吸収されるので、CBD成分の効果を感じやすいのも特徴。
電子タバコでペパーミントの香りや、CBD成分のリラックス感を楽しみたい人におすすめです。
ただし、単体では使用できず、別売りの電子タバコに取り付けて使う必要があるため、注意しましょう。
おすすめアイテムその3:【飲む】CBDオイル3.3% / CBD1000mg / 5フレーバー
この商品は、口から摂取するオイルタイプのCBDです。
CBDオイルとしてはめずらしい香り付きなので、ペパーミントのフレーバーを楽しみながらCBDを摂取できます。
さらに、CBD以外の成分を極力排除してCBDの純度を高めているため、ピュアCBDの効能を期待できるのも特徴です。
また、CBDオイルは身体に直接塗る使い方もできます。
そのため、お風呂上がりや運動後など、リフレッシュしたいときにぴったりです。
ペパーミント効能・効果|よくある質問
ここではペパーミントの効能・効果に関する、よくある質問に回答していきます。
ペパーミントの正しい知識を得て、日々の生活に取り入れる際の参考にしてみてください。
ペパーミントは何に効きますか?
ペパーミントの効能には、リフレッシュ効果や眠気覚まし・防虫・抗菌効果などがあります。
そのため、気分をリフレッシュさせたいときや、仕事や勉強中の眠気覚ましにおすすめです。
また、ペパーミント精油をスプレーで使えば防虫スプレーとして使えて、ゴミ箱に垂らせば消臭剤として使えます。
このように、ペパーミント精油はさまざまな効能があり、幅広い使い方があるので用途に合わせて普段の生活に取り入れてみてください。
ペパーミントの禁忌は?
ペパーミントの禁忌は、以下のとおりです。
- 直接肌に原液を塗らない
- 経口摂取による副作用
- 妊婦や幼児、高血圧の人には使わない
- てんかんの人は使わない
さらに、ペパーミント精油は刺激が強い特徴があります。
冷却作用によって体温が下がり、スースーした感覚が感じられるようになるため、身体の広い範囲に使う際は注意が必要です。
敏感肌の人や肌が弱い人は、使う量や頻度を調整して使うようにしましょう。
ペパーミントは神経毒ですか?
ペパーミントのメントンと呼ばれる芳香成分には、神経毒があります。
そのため、てんかん患者が使う場合、量や頻度に注意が必要です。
また、子宮筋を収縮させる作用や堕胎作用(流産惹起作用)もあるので、妊婦・授乳中の産婦などの人は使用を避けましょう。
ペパーミント効能・効果|まとめ
この記事では、ペパーミント精油の効能・効果や注意点・おすすめの使い方をご紹介しました。
ペパーミント精油には、リフレッシュ効果や眠気覚まし・防虫・抗菌効果など、さまざまな効能があります。
さらに、CBDのリラックス効果やアンチエイジング作用・不眠改善効果と相性が良いため、ペパーミント含有のCBD製品がおすすめ。
オイルやマウススプレー・電子タバコ用リキッドなど製品の種類が豊富なので、さまざまな楽しみ方でペパーミントを摂取できます。
また、ペパーミント精油は、妊婦や幼児、高血圧の人は使用できません。
注意点を理解したうえで、自分に合った製品を使用しましょう。
ぜひ本記事を参考に、お好みのペパーミント製品を試してみてください。