タバコを吸いたくなる心理とは?男女別の心理についても解説!
目次

近年、健康志向の人が増えておりタバコを吸っている人は少なくなってきました。しかし、現在でもタバコを吸っている人を目にすることは多いでしょう。

タバコを吸っている人は、どのような心理でタバコを吸いたくなるのでしょうか。

この記事では、タバコを吸いたくなる心理と男女別でタバコを吸う理由を紹介します。

この記事を読むことで、タバコを吸いたくなる人の心理について知れるでしょう。


タバコを吸いたくなる心理とは

タバコ

ここでは、タバコを吸いたくなる心理について紹介します。この章を読むことで、なぜタバコを吸いたくなるのかわかります。


身体的依存

タバコに含まれているニコチンには依存作用があるため、タバコを吸いたいと体が感じてしまい、タバコを吸いたくなります。

タバコを吸うとタバコの成分であるニコチンが、頭の中にある脳内神経物質と反応してタバコを吸いたいと思っている気持ちを落ち着かせます。喫煙を続けていると、身体はこの神経物質の調整をニコチンに委ねてしまいます。そのため、タバコを吸えない状態が続くとイライラしたり、集中できないなどのニコチン離脱症状が出てきます。ニコチン離脱症状が出てきた時に喫煙することで快楽を実感し、喫煙を続けてしまうのです。これが、ニコチン依存症と言われる身体的依存の一つです。


■参考記事記事:ニコチン依存症


心理的依存

心理的依存として考えられるものは、主に3つあります。

リラックスしたいから吸う

タバコを吸うことでリラックスできるドーパミンの分泌が増え、気持ちが落ち着きます。 イライラした時にタバコを吸うと落ち着く人やタバコを吸うことで気持ちが穏やかになるという人が多いのは、ドーパミンの分泌が理由です。ドーパミンは快楽に関わる神経伝達物質です。ドーパミンだけでなく、ノルエピネフリンやセロトニン、アセチルコリンなど気分をあげ集中力を高める神経伝達物質も多く分泌されてリラックスできます。


■参考記事:ニコチン依存症


ストレスを解消したいから吸う

タバコを吸うことで、ストレスを発散できます。ニコチンが血管内に入り脳内の神経物質と反応することで、気持ちが落ち着くからです。イライラするだけでなく、辛いことや悲しいことに対するストレスも喫煙によって軽減すると言う人がいます。タバコを吸う人はタバコを吸うことでストレス解消になっていると実感する人が非常に多いでしょう。何か嫌なことがあってもタバコを吸う時間を決めていることで、気持ちをリセットできて落ち着いた毎日を送っている人が多いのが現状です。


自分の生活スタイルだから吸う

喫煙している人の中には、毎日の生活の中で喫煙する時間やタイミングが決まっている人がいます。喫煙するタイミングや時間が毎日同じであることで、精神的に安定した生活を送れます。またその時間に喫煙できると考えているためその時間まで頑張ろうと、やる気の一つにもなっているでしょう。


心理的依存として主な3つを紹介しましたが、全て身体的依存の部分で説明したニコチン依存によるものです。ニコチンの量が体内で少なくなった時にイライラしてストレスが増し、タバコを吸うことでニコチン摂取ができ、ストレスが軽減したと感じます。タバコを吸いたくなる心理として身体的依存と心理的依存として分けていますが、身体の中で起きているニコチン依存症の症状は、心理的依存という形になっているだけなのです。また、生活スタイルでタバコを吸う人はニコチン量を一定の量で維持できており、減少することなく過ごせるため、ストレスを感じることなく安定した気持ちの状態で生活できているだけなのです。


男性がタバコを吸う本当の理由とは!

タバコを吸う男性

男性がタバコを吸う理由として多いのは、自分の生活スタイルの一部になっているからです。朝起きた時、食後、仕事の休憩中、お酒を飲む時などさまざまな生活の一部にタバコを吸うタイミングが組み込まれています。そのため、生活スタイルの中でタバコを吸えない時があった場合は口寂しくなり、吸えなかったストレスが急激に現れてきます。その時は、イライラしてしまっているでしょう。しかし、タバコを吸ったときは気持ちがリセットされタバコを吸った後は落ち着いて行動できます。


女性がタバコを吸う本当の理由!

タバコを吸う女性

女性がタバコを吸う理由として多いのは、喫煙がリラックスタイムになっているからです。リラックスタイムは人それぞれ違いますが、女性の場合は喫煙することで落ち着いた穏やかな時間を過ごせるという人が多いでしょう。仕事や生活のことなど何も考えずにタバコを吸いながら過ごす時間を大切に思っている女性は非常に多いでしょう。気分転換の一つの方法として喫煙している人もいるのではないでしょうか。


タバコをやめるべき理由2選!

タバコをやめる

タバコをやめたい人はいるかもしれませんが、やめたくてもやめられない人は多いのではないでしょうか。ここでは、タバコをやめるべき理由を2つ紹介します。


肺がんなどによる短命化

肺がんの主な原因は、タバコと言われています。タバコに含まれているニコチンやタールなどの成分が肺の小さな細胞に影響し、がん細胞に変化することで肺がんが起きます。肺がんは、早期発見できれば完治できる病気です。しかし、がんの種類によっては予後が悪いものもあります。肺がんの5年生存率は男性が29.5%で女性が46.8%、10年生存率は男性が18.1%で女性が31.2%になっています。10年生存率はかなり低くなっているのがわかると思います。がんになる細胞は全ての人が持っており、細胞の変異でがんになると言われています。タバコを吸うことでがんになるとわかっている肺がんにならないためにはタバコをやめるべきでしょう。


■参考記事:肺がんの基礎知識


スモーカーズフェイスになる

スモーカーズフェイスとは、タバコを吸うことによって老け顔になる現象を言います。タバコに含まれる成分が肌の老化をすすめてしまうため、年齢より老けて見えてしまうのです。

肌のくすみやシワが増えるだけでなく、歯茎の色が変わったり白髪が増えることもあります。タバコに含まれるさまざまな成分は、肌だけでなく健康にも被害を及ぼします。タバコの主な成分であるニコチンは、血管を収縮させて一酸化炭素を発生させます。肌に必要な酸素を届けられなくなるため、肌へのダメージが出現してくるのです。肌はターンオーバーしているため、タバコをやめると少しずつですが肌の改善はみられるでしょう。しかし、タバコを吸っていない人と比べると老けて見えるのは間違いありません。


■参考記事:喫煙で老化が進む?「スモーカーズフェイス」とは?


タバコをやめたくない方にはCBD電子タバコがおすすめ

CBD電子タバコ

タバコにはさまざまなデメリットがあることを知っていても、なかなかタバコをやめられない人が多いのではないでしょうか。タバコをやめたくない人におすすめなのが、CBD電子タバコという種類のタバコです。CBDとは大麻が持つ化合物の成分の一つで最近、美容や健康に非常に良いと注目されているものです。このCBDの成分を電子タバコに入れて吸引するものを、CBD電子タバコと言います。なぜCBD電子タバコがおすすめなのか、タバコとの違いについて紹介したいと思います。


CBD電子タバコには有害な物質が含まれていない

発がん性がない

CBD電子タバコを使っても、発がん性はないと言われています。なぜなら、CBD電子タバコには、タバコに含まれているニコチンやタールは含まれていないからです。タバコをやめられない人にとっては、害がないCBD電子タバコは非常に魅力的ではないでしょうか。


世界でも人気があるCBDを購入できる海外サイトは多く存在します。海外サイトには、日本で規制対象となる成分が含まれている可能性があります。また、そのようなサイトで購入したCBDを利用したことでさまざまな健康被害が報告されています。有害な物質が含まれていないCBD電子タバコですが、商品によっては有害な成分が含まれている可能性があるため正規品を購入するようにしましょう。


CBD電子タバコは身体調節機能をサポートしてくれる

サポート

CBDは、体内に取り入れることで身体調節機能をサポートし、ECSを正常に調整してくれると言われています。

身体調節機能とはECSと言われているもので、ホメオスタシスという体の恒常性を保つ作用の一つです。このECSがあることで体温や心拍、血圧など生きていくために必要な身体の調整が行われています。人はストレスですぐに自律神経などを崩してしまい、不眠やストレスをためてしまうでしょう。この時にCBDを取り入れることがいいとされています。CBDの効果として、ストレス緩和と不眠改善、皮膚トラブルの軽減があると言われており、この3つの効果はホメオスタシスの作用をサポートして、より快適に過ごせるよう身体調整機能をサポートしてくれる役割があります。

 


■参考記事:ECSとは


タバコを吸いたくなる心理とは?男女別の心理についても解説!|よくある質問

ここではタバコを吸いたくなる人に対して、よくある質問をまとめています。


ヤニクラしやすい人は?

ヤニクラしやすい人は、タバコを吸い始めた人に多く見られます。喫煙者でも時間が空いて吸った時は軽いヤニクラが出る場合もあります。

タバコを吸うと、血管内にニコチンが入り全身の血流が悪くなります。頭への血流も悪くなり脳貧血が起きてしまい、頭がクラクラした状態になります。これがヤニクラというものです。ヤニクラは全身の酸素が少ないため起きる症状なので、症状が出た時は深呼吸や軽いストレッチなどをしましょう。酸素を体内に取り込めば、すぐに症状は落ち着くでしょう。しかし、ヤニクラは症状が強ければ頭痛や吐き気、手先の痺れなどがあります。症状が出た時は吸うことを一旦やめた方が安全です。

 


■参考記事:ヤニクラとは?原因や治す方法、電子タバコでヤニクラしない理由


タバコはメンタルに悪いですか?

タバコはうつ病や不安障害などの精神疾患のリスクを高めるため、メンタルに悪いと言えます。

タバコを吸うことでイライラする気持ちが落ち着き、メンタルが安定すると思われています。しかし、イライラする気持ちはニコチンが体内で少なくなるため起きる禁断症状です。イライラした気持ちが無くなるのがタバコを吸うことになりますが、また時間が経てばイライラする気持ちが出てきてタバコを吸ってしまうという繰り返しになります。症状が強くなるとイライラする気持ちだけでなく、手先の震えや気持ちが落ち込んでしまうなどの精神疾患にみられる症状が出てきます。実際に40歳以上の男女を対象とした調査で、うつ病や不安障害を経験したことがあると報告した割合は、喫煙しない人が10%、禁煙歴がある人が11.3%でしたが、喫煙者は18.3%だったそうです。これは精神疾患がある人には喫煙者が多いと言っているのではなく、喫煙者が精神疾患にかかるリスクが高いということを言っているのではないでしょうか。

 


■参考記事:喫煙はうつ病や不安障害のリスクを1.7倍に高める受動喫煙も危険


タバコを吸う人と吸わない人の違いは何ですか?

喫煙者と非喫煙者の違いは、寿命の長さと健康度の違いです。

タバコを吸うことで、肺の細胞は死んでしまい元に戻ることはありません。また、血管内に入ったニコチンや一酸化炭素で血管内が狭くなったり血流が悪くなった部分が出来てしまい、脳梗塞や心筋梗塞などを起こす可能性が高くなります。タバコを吸わない人は、肺の細胞が死んでしまうことは起きていません。タバコを吸うことで全身に悪影響があるということです。そのため、タバコを吸う人と吸わない人の寿命には違いがでます。タバコを吸わない人は、タバコを吸っている人と比べて10年長く生きられると言われています。タバコ1本で寿命が10分縮むと言われているくらい、タバコは人体に対して悪い影響を与えるものだと言えます。

 


■参考記事:タバコと寿命


タバコを吸ってる人とキスすると身体に影響ありますか?

タバコを吸っている人とキスしても身体に影響はありません。しかし、相手がタバコを吸いながらキスする場合は身体に影響する可能性があります。タバコの煙には有害となる成分が含まれており、その煙はタバコを吸っている人が吸う主流煙よりも周りの人が吸う副流煙の方が有害物質が多いと言われています。このため相手がタバコを吸いながらキスするのであれば、副流煙を吸うことになるため身体への影響が全くないとは言い切れません。タバコを吸っている人の隣にいるだけで副流煙を吸ってしまい、肺へのダメージが増えるため、相手が喫煙している時は、できるだけ離れておくことが自分を守るための一つの方法になると言えます。


タバコを吸いたくなる心理とは?男女別の心理についても解説!|まとめ

なぜタバコを吸いたくなるのか、男女別に紹介しました。タバコを吸いたい理由は人それぞれです。タバコを吸うことで気持ちが落ち着き、生活リズムが整うこともあるでしょう。しかし、全てはニコチン依存症のために起きてしまう症状です。タバコを吸うことが悪いわけではありません。タバコを吸うことで、安定した気持ちで生活出来ている人がほとんどでしょう。しかし、タバコを吸うことで自分自身で体を痛めていることは忘れないでください。それぞれタバコを吸いたい理由はあると思いますが、身体に悪い影響がないCBD電子タバコを利用することをお勧めします。CBD電子タバコであれば、体に害がなくタバコと同じように気持ちを落ち着かせる効果があります。タバコをやめたいと思っている人だけでなく、リラックスしたい方法を見つけている人もCBD電子タバコを検討してもいいかもしれません。





監修者

株式会社Green 代表取締役荘司晃久
国内初のCBDテイスティング専門店CBD GReEN Storeの社長。元は音響エンジニアリング(PAエンジニア)として活躍。アメリカでCBD製品に出会い、麻という植物の持つポテンシャルを安心・安全に活かすために、国内最大級のCBDをテイスティングできる専門店をオープン。ユーザーのニーズにあったCBD製品を届けることができるように、海外を飛び回ってCBD製品の買い付けをしている。YouTube・Twitter・Instagram・FacebookなどでCBDに関する情報を発信中。