「CBDに年齢制限はあるの?」「CBDべイプは電子タバコみたいだけど未成年が吸っても大丈夫なの?」とお悩みではないでしょうか。
CBDは毎日の癒しに使えますが、CBDべイプって、電子タバコのような形態をしているので、未成年でも吸っても良いのか、法律的に問題はないのか気になりますよね。
CBDやCBDベイプに法律上の年齢制限はありません。つまり、CBDベイプは法律上は未成年でも吸えます。
この記事では、CBDの年齢制限についての2つの見方、未成年がCBDを摂取する時の注意点を解説します。ぜひ最後まで読んでください。
CBDの年齢制限についての2つの見方
CBDは健康食品としての取り扱いです。しかし、ベイプのような形態もあるので、果たして未成年でも摂取できるのか疑問を持ってしまいます。
ここでは、CBDの年齢制限についての見方を2つ紹介します。
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
日本の法律によるCBDの年齢制限はない
CBDは日本の法律による年齢制限はありません。なぜなら、CBDは健康食品だからです。
年齢制限がないからといって、誰がCBDを使っても安全というわけではありません。特に15歳以下は摂取を控えた方が良いでしょう。
万人に有益な健康食品というものはありません。
例えば、どんな食品でもアレルギーを発症する人が必ずいるし、たくさん食べると下痢をしてしまう食べ物、妊娠を希望している女性は体を冷やすから避けた方が良い食べ物などはたくさんあります。
鶏卵、牛乳、小麦は毎日の食生活に欠かせない食材ですが、食物アレルギーの原因のトップ3です。
そのほか、ピーナッツ、クルミなどの木の実類、キウイフルーツやパイナップルなどのくだもの、ソバ、大豆、魚類、魚卵などでもアレルギーを発症する人がいます。
したがって、食材にノーリスクを求めることは現実的には不可能です。
また摂取する際に、摂取量、利用者を考慮すべきで、とりわけ、ハイリスクグループは要注意です。ここで言う、ハイリスクグループとは以下の人達です。
【健康食品のハイリスクグループ】
- 病気の人
- 高齢者
- 妊産婦
- 乳児・小児
乳児・小児(~15歳以下)はハイリスクグループです。CBD摂取は控えましょう。
CBDべイプは年齢制限がある可能性が高い
一方、CBDべイプは年齢制限がある可能性が高いです。
法律上はCBDベイプにも年齢制限はなく、未成年でも吸えます。
しかし、ただ見た目は完全に加熱式タバコと同じなので、社会通念や喫煙マナーを考えると、CBDベイプの摂取は20歳以上の方がが望ましいです。
また、CBDベイプは基本的に未成年は購入できません。
CBDベイプを取り扱っている多くの販売店や通販サイトでは年齢制限があり、未成年への販売はしていないのが現状です。
と言うのは、CBDベイプの未成年者への販売は、未成年者を喫煙へ導く可能性を含んでいるからです。
CBDによる未成年への身体的な影響は不明
CBDによる未成年への身体的な影響はよく分かっていません。
CBDは成人では下痢以外の副作用はほとんど起きず、高い安全性を持つことが分かっています。
Adverse effects of cannabidiol: a systematic review and meta-analysis of randomized clinical trials
しかし、未成年者がCBDを多量に摂取することで、大人では起こらない副作用が起こる可能性もあります。
日本でも2022年4月から、CBDを使用した医薬品として、難治性てんかん治療薬「エピディオレックス」の臨床治験が開始されました。
アメリカでのエピディオレックスの使用対象年齢は1歳以上であり、難治性てんかん治療薬としては、子どもへの有用性と安全性が評価されていると言って良いでしょう。
EPIDIOLEX- cannabidiol solution
初めてのCBDにおすすめのアイテム6選!
未成年や初めての方はエディブル系(食べられる)CBDがおすすめです。
ここでは、初めてのCBDにおすすめのエディブル系アイテムを6つ紹介します。
おすすめのCBDアイテムその1|【エディブル】CBNクッキー / Munchies cookie / CBN200mg / 1枚入り / 30g
CBNを高濃度で含んでいるので、しっかりリラックスできるクッキーです。
CBNとは、カンナビノール(Cannabinol)の略称で、THCの分解の副産物です。VBD以外の成分も含んでいるので、アントラージュ効果を発揮します。
摂取しやすい形態ですが、CBD初心者の方は数回に分けて食べましょう。
ビーガンシェフ宮内達也が米粉、きび糖、グレープシードオイルなどを用い動物性の素材を一切使わずに、低温でじっくりと焼き上げました。しっとりとした柔らかい食感は、深みのある大人も魅了します。
ビーガン向けだけどしっかりリラックスしたい方へおすすめ!
おすすめのCBDアイテムその2|【食べる】CBDグミ / 5粒 / グレープ / 初心者向き / CBD100mg
20mgのブロードスペクトラムCBD配合のグレープ味グミです。
ぶどう果汁配合で、苦みが少なくおいしく食べられます。CBD初心者、オイルやベイプが苦手な方にもおすすめです。吸収効率を上げるため、口の中で転がしながら食べましょう。1日の摂取目安は1粒〜2粒くらいです。
しっかり実感できる、フルーツ味CBDグミを探している方へ!
おすすめのCBDアイテムその3|【食べる】CBDグミ / 8粒 / 初心者向き / 3フレーバー / CBD200mg
よりリラックスできるように独自のテルペンをブレンドしました。
ブロードスペクトラムのCBD25mg、CBDと良い相性の3種類のハーブ「パッションフルーツ」「カモミール」「レモンバーム」を各10mg配合しています。
パッションフルーツ、カモミール、レモンバームは、昔からリラックスできるハーブとして使われてきました。ヴィーガン仕様の柔らかいグミです。寝る前などに1〜2粒を目安にゆっくりと味わうのはいかがでしょうか。
ハーブ入りのグミを味わいたい方へ!
おすすめのCBDアイテムその4|【食べる】CBDカプセル / 60粒 / カプセルサプリメント / イブニングプリムローズ / CBD720mg / CBG180mg
1粒当たり、CBD12mgとCBG3mgが配合されているサプリメントです。
グミ感覚で楽しんだ後、オイルを口内に残す方法で摂取すると吸収率を上げることもできます。
イブニングプリムローズ(月見草)にはγ-リノレン酸が豊富に含まれており、女性の身体をサポートします。ほのかなラベンダーの香りも女性の身体に心地良いです。
女性に優しいCBD製品が欲しい方へ!
おすすめのCBDアイテムその5|【食べる】CBNタブレット / ミントタブレット / CBN100mg / 20粒入り
深いリラックスタイムに最適なCBNを配合したミントタブレットです。
オイルやグミが苦手な方でも楽しめます。CBN5mg/粒配合なので、初心者は1粒どうぞ。口内で溶かしながら、1回1~3粒を目安に摂取します。
グミやオイルが苦手で他の形状で摂取したい方!
おすすめのCBDアイテムその6|【食べる】CBDタブレット / 3粒入り / 3フレーバー / 1粒あたりCBD14.3mg
口の中で噛んでから、約20秒溶かして飲むだけで、CBDを摂取できます。
水も不要なので、どこでも素早く摂取可能です。
米国のオーガニックヘンプから抽出されたCBDを舌下溶解の特許技術を使って、粒子をナノサイズに最適化しました。即効性と持続性のあるタブレットタイプで、CBD14.3mg/粒を配合しています。
パッケージは、サトウキビ由来生分解性プラスチックを使っています。開封後はなるべく早くお召し上がりください。目安は1日1~3粒です。
環境保全に関心が高いCBD好きな方へ!
未成年がCBDを摂取する時の注意点3選!
法律では未成年でも摂取可能なCBD。しかし、摂取する場合は注意が必要です。
ここでは、未成年がCBDを摂取する時の注意点を3つ紹介します。
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
吸引系のCBDは使用を控える
未成年は、CBDベイプやCBDワックスなどの吸引系のCBDは使用を控えましょう。
吸引系CBDはVapeなどの機器が必要なので、どうしても「喫煙している」というイメージが付きまといます。そのため、吸引系CBDは20歳以上推奨です。
2022年4月1日に、日本の成人年齢は20歳から18歳へ引き下げられました。しかし、飲酒や喫煙ができる年齢は今までどおりの20歳です。
喫煙ができる年齢が今までどおり20歳なのは、以下のような理由です。
- 若いほど喫煙の健康への影響は大きい
- 若いうちに吸い始めた人は、よりたばこをやめにくい
- 非行防止・青少年保護のため
法律上は吸引系CBDにも法律上の年齢制限はなく、未成年でも吸えます。しかし、見た目は加熱式タバコと同じなので、社会通念や喫煙上のマナーを考慮すると、吸引系CBDを摂取するのは20歳からの方が望ましいです。
また、吸引系CBDは基本的に20歳未満は購入できません。吸引系CBDを取り扱っている多くの販売店や通販サイトでは、20歳未満へは販売していないのが現状です。
吸引系CBDを未成年者が購入しても、法律上何の問題もありません。理由は電子タバコと同じように、吸引系CBDの販売が未成年者の喫煙に発展する可能性があるからです。
2022年4月に国立研究開発法人国立がん研究センター がん対策研究所 がん情報提供部 たばこ政策情報室が行った調査では、「20歳になったときにたばこを吸ってみたいと思ったきっかけ」には以下のようなものが挙げられていました。
【20歳になったときにたばこを吸ってみたいと思ったきっかけ】
- 「家族がたばこを吸っていて、たばこが身近にあったから」52.0%
- 「友人や知人にすすめられたから」37.3%
- 「たばこを吸っている人を見て、真似をしたいと思ったから」26.4%
- 「20歳になって得られる権利を行使したいから」12.6%
- 「たばこの広告を見て、たばこに興味や関心を持っていたから」11.5%
この結果から、たばこ政策情報室は、「今後、若年層の喫煙開始を防ぎ、喫煙率を下げるためには、子どもの周りでたばこを吸わない、たばこを見せないことが重要」と述べています。
電子タバコの購入時と同じように、吸引系CBD購入時には年齢確認があります。したがって、未成年者は簡単に購入できません。
CBDを多量に摂取しすぎない
未成年がCBDを摂取する時には、CBDを多量に摂取しすぎないようにしましょう。
なぜなら、CBDのような健康食品で、乳児・小児はハイリスクグループだからです。
CBD製品のCBD含有量は商品によっていろいろです。【食べる】CBDタブレット / 3粒入り / 3フレーバー / 1粒あたりCBD14.3mgでは1粒中にCBD14.3mgが入っています。摂取目安は1日1~3粒とされています。
日本ではCBDの摂取上限は定められていません。しかし、英国では食品基準庁から「健康な大人で1日70mgまで」という基準が発表されています。
食品安全情報(化学物質)No. 5/ 2020(2020. 03. 04)p.15
大人でも「1日70mgまで」なので、子どもは少し控えめに、上記のタブレットであれば、16~18歳で1~2粒、15歳以下は控えましょう。
信頼できる業者から購入する
未成年がCBDを摂取する時には、信頼できる業者から購入するようにしましょう。
CBD製品はさまざまなメーカーから、さまざまな商品が販売されています。信頼できる業者の製品には、第三者機関の検査済証が添付されています。第三者機関での検査済証とは、CBD製品に「THCが含まれていない」ことを証明するもので、分析結果が写真で掲載されています。検査済証が確認できればたいていの場合、安心です。
通販サイトでCBDを販売しているメーカーはほとんど、第三者機関での分析検査結果を公表しているので、購入前に確認しましょう。実店舗で購入する場合も、事前に情報収集し、調べておきましょう。
CBDやCBDべイプに年齢制限はある?日本の法律や未成年の健康について徹底解説!|よくある質問
CBDやCBDべイプの年齢制限についてのよくある質問をまとめてみました。あなたの疑問が解決する可能性があるので、読んでみてください。
CBDべイプに違法な成分は含まれていますか?
CBDべイプに違法な成分は含まれていません。
CBDベイプの成分のことで、違法か合法かを心配するのは、おそらくCBDが大麻草から抽出されたカンナビノイドだからでしょう。
大麻草には100以上のカンナビノイドが含まれていると言われ、CBDはその中の1つです。
2023年8月時点で、大麻草の違法成分として日本で規制の対象になっているのは、THCを始めとする以下の5成分です。
- THC
- HHC
- THCP
- THCO
- HHCO
大麻規制のあり方に関する大麻規制検討小委員会 議論のとりまとめ
指定薬物を指定する省令が公布されました(THCOとHHCO)
大麻草カンナビノイドに関しては、まだ研究が十分ではありません。これから先、規制の対象となる違法成分は増える可能性があります。
未成年でもCBDを購入することは出来ますか?
法律的には、未成年でもCBDを購入することは可能です。
しかし、実質的にはCBDは簡単には購入できないでしょう。
CBDベイプなどの吸引性CBDは一見すると、電子タバコのようです。
電子タバコも青少年健全育成の観点から、未成年は購入できません。
吸引性CBDについても同様の取り扱いがなされています。
通販サイトでも実店舗でも同じです。
CBDやCBDべイプに年齢制限はある?日本の法律や未成年の健康について徹底解説!|まとめ
CBDやCBDベイプに法律上の年齢制限はありません。つまり、CBDベイプは法律上は未成年でも吸えます。
しかし、CBDべイプは電子タバコのような形態をしているので、20歳以上での摂取が推奨されており、通販サイトでも実店舗でも購入できません。
これは、青少年の健康への影響や非行防止の観点から行われているものです。
成人が購入して未成年者が摂取する場合も、吸引系は使用を控える、多量に摂取し過ぎない、信頼できる業者から購入するなどの注意点を守るようにしましょう。
日本では摂取量の上限などの規定がありませんが、CBD先進国の英国などでは規定されています。
自国民のために規定された摂取量上限なのでそのまま日本人に使うのは異論のある場合もありますが、目安にはなります。
CBDを上手に生活に取り入れると、豊かな生活を送ることができます。
CBDについて良く知ったうえで、取り入れるようにしましょう。