「CBDとハーブを楽しむ草会」イベントレポート
11/28(日)ハーバリストのAlysa(アリサ)さんを講師に迎えた、GReEN初の講習スタイルのイベントが開催されました。
イベントはCBDユーザーが、CBDとハーブの相関関係についての知識を深めることができる内容となっておりました。
また、参加者の中にはCBDを使ったことがないという方もいらっしゃいましたが、イベント後にはCBDにも興味が出てきたというご様子でした。
ハーブをメインにしたイベントだったからこそCBDを使用したことのない、いわゆる「CBD初心者」の方も参加しやすかったのだと思います。
【今回の参加者は女性のみでした!】
講習はCBDと相性が良いと言われているハーブを中心にブレンドされたハーブティーを飲みながらスタートしました。
ハーブについての基礎知識を学び、その後15種類のハーブを、実際に香りをテスターしながらそれぞれの特徴を学びました。
参加者は良い香りと思ったハーブにチェックをつけながら、香りをテスターしていきました。良い香りと感じたハーブはその時の自分の身体が必要としているハーブである可能性が高いそうです。
イベント終盤は、講習内容を参考に参加者はオリジナルのブレンドハーブを作り、それをハーブティーにしたり、ジョイントとして吸引しながら、交流会を楽しみました。
CBDユーザーであれば、CBD以外のヘンプ(大麻草)の中に含まれるカンナビノイドと合わさることで相乗効果が得られるというのは聞いたことがあるかもしれません。
そして、そのカンナビノイド以外にCBDとの相乗効果が得られると言われているのが、天然の香り成分「テルペン」。精油の元とも言われており、アロマテラピーはこのテルペンがベースとなっています。
ヘンプ(大麻草)には100種類以上のテルペンが含まれており、それはヘンプ(大麻草)以外にも果物や野菜、ハーブ、スパイスその他、幅広い植物に含まれており、食品医薬品局によって、基本的に食べても安全であると認められています。
ハーブはこのテルペンをそれぞれ含んでいるのと、さらにビタミンやミネラルなど多くの栄養素を含んでいるのが特徴です。ハーブティーにすると、水溶性の栄養素を簡単に摂取できるそうです。
CBDとの相乗効果という点においては、このハーブに含まれている「テルペン」が大きな役割を果たしてくれます。また、大麻草に含まれているテルペンは、ハーブに含まれているテルペンと同じものが多いのでCBDとハーブのテルペンをブレンドすることで大麻草本来の作用に似た働きを再現することもできるそうです。
ハーブや大麻草に含まれるテルペンは以下が代表的です。
・α-ピネン・β-ピネン••• 松のような香り
気管支拡張作用があり、ぜんそく患者の役に立つ可能性があるといわれています。また、覚醒や記憶維持などの認識作用を促進する脳内神経伝達物質の代謝を阻害することで、その効果を高めます。
・ミルセン•••柑橘のような香り
鎮静作用、筋肉弛緩作用、催眠作用、鎮痛作用、そして抗炎症作用があると言われています。
・リモネン•••すっきりとした柑橘の香り
胆石を溶かしたり、気分を改善したり、胸焼けや胃食道逆流症の症状を緩和させるなど、医療の現場で以前から使われています。リモネンには抗けいれん作用があり、基礎実験では乳がん細胞を破壊したほか、強力な抗菌作用があり、病原菌を殺します。
・リナロール••• ラベンダーに多く含まれる香り
抗不安作用があり、不安感を打ち消しストレスを軽減します。さらに、リナロールには強力な抗けいれん作用があるほか、セロトニン受容体の信号伝達を増強して、抗うつ作用を発揮します。
・β-カリオフィレン••• ピリッとしたスパイスのような香り
体内のカンナビノイド受容体CB2と直接結合することがわかっている唯一のテルペンです。炎症性疾患や自己免疫疾患の治療に有望です。
・フムレン••• ウッディで土っぽい香り
抗炎症、抗菌、鎮痛作用を持つといわれています。また食欲を抑える働きに有望です。
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GReENでは30社200種類以上の製品がテイスティング可能なので、これら「テルペン」が使われている製品も幅広くお試しいただけます。
CBDだけでなく、ハーブの知識もとても豊富な今回の講師アリサさんのオリジナルCBDブランド「Felixina」の製品は下記リンクよりご確認いただけます。
今後GReENでは様々なイベントを開催予定です。イベント情報は各SNSや当サイトにてニュースレター通知を受け取る設定にしていただければ最新情報が受け取れますのでご登録よろしくお願いいたします。
簡潔ではありますがイベントレポーを締めくくらせていただきます。
ありがとうございました。
Writing:Wakana